2010年03月24日

介護に疲れた方へのアドバイス


家 私の母は、1年前から体調が悪くなり、ほとんど1日、寝たきり

  の状態です。子育てと病人の介護で、私は肉体的にも精神的にも疲れて

  しまいました。






病院 大きな目で見たなら、一生のうちに家族に病人を持たない人は

  ほとんどいないかもしれません。


病気、事故、不慮の災難、そして、それにもとずく死。

人生の折々に見受けられるものです。

それは、人々を深い悲しみの淵に立たせることになります。


現実に病人をかかえ、看病に明け暮れている家族は、とても暗くなって

います。

ただ、その暗い面だけをあまり強くとらえすぎてはいけないと思います。

人間は、本体である魂が肉体に宿って修行をしている存在です。


たとえ、その体が病に冒されて苦しんだとしても、魂そのものは、地上を

去って、あの世に還ったときには、元のとおりの完全な姿になります。


病に苦しんでいる姿は、あくまでも、この地上で修行をしていく途中に

現れてくるものであって、永続的なものではありません。


たとえ、その目には、どんなに地獄の苦しみのように見えたとしても、肉体

というものから逃れ去り、魂そのものとなったときに、人は、自由自在の

境地に入ることができるのです。


そうである以上、たとえ病気で苦しみ、やがて、その病に倒れて帰らぬ人と

なったとしても、死んでからのちのことのほうが、はるかに大事であるわけ

です。

この世は、あくまでも、「あの世に還るための準備期間」 であり、

「あの世に還るための予習」 なのです。


どのような問題が降りかかってきたとしても、その事件を、その事柄を

自分の魂にとって、プラスに役立てる方向に考えていくことが大事です。


それが、看病する側にも、看病される病人の側にも、望まれることなのです



 ◇苦しみや、悲しみは魂を光らせるための、ヤスリ



看病して疲れている人に対して、あえて酷なことを言うつもりは、決して

ありません。


しかし、その人にとっては、「家族に病人が出た」 という厳しい環境の

中で、いかに朗らかに、いかに明るく、いかに希望に燃えて生きられるかが

本人の魂を光らせるための試練になっているのです。


あらゆる苦しみや、悲しみを、魂を光らせるためのヤスリだと思ったとき

には、どんな苦しみや悲しみにも耐えていけます。


むしろ、そうした悲しみのときこそ、宗教的な飛躍というものが訪れること

があります。

そういうときにこそ、人間は、救いを求め、魂の領域において、一段と飛躍

することができるのですね。


病人が出たからといって、それを自分の不幸の言い訳にすることなく、

それによって自分が魂の修行の機会を与えられたことに感謝し、その中で

自分の心を磨いていこうと思うことが大切です。



 病気は、ほんとうの愛を知るチャンスでもあります


家庭に病人が出たときには、「与える愛、尽くす愛、奉仕とは何か」 と

いうことを考えさせられます。

これは、まさに、他人に対する献身の心を学ぶ機会ではないかと思います。


愛というものは、その基礎に、「忍耐と寛容」 をともなっているものなの

です。


調子のよいときだけ、相手を愛すること、たとえば、夫の調子がよいとき

だけ夫を愛したり、妻が美しいときにだけ妻を愛したりするのは簡単です。


しかし、夫が仕事で失敗したり、妻の美貌が衰えてきたりしたときに、

なおも愛するということは、なかなか難しいことでしょう。


それでも愛していこうとする、その忍耐と寛容の心が、やはり、愛という

ものを裏打ちするものだと思うのです。


病人に対しても同じです。

家族として仲良くやってきた者のなかに不幸が起きたなら、それを辛抱強く

見守ることが大事なのです。


また、病人の側も、自分の運命を恨むことなく、自分がこのように人の愛を

受けて生きていかねばならない立場になったことを深く考え、少しでも

周りの人たちが楽になるように、周りの人たちを喜ばせることができるよう

にと願い、「心の安らぎを、いち早く得よう」 と思っていただきたいの

です。


そして、恨み心から離れ、安らかな心を持って、その病の療養に全力を

尽くすことです。


もし、運命が開けず、他界することになったとしても、そういう殊勝な

心がけで闘病を続けたならば、肉体を離れたときに、必ずや、光輝く天国の

世界へ還れることでしょう。


すべての運命を恨むことなく、すべてを自分の魂の糧(かて)として選び

取っていくなかに、真なる幸福というものは光ってくるのです。


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posted by シロクマ at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 心と体の癒し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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